剧情介绍
日本初のユネスコ世界記憶遺産になった山本作兵衛の記録画と日記を通し、日本の近現代史を描き出すドキュメンタリー。国策として進められた石炭産業の栄枯盛衰を労働者の視点からつづり、絵や日記などのかたちで残した山本作兵衛。福岡県の筑豊炭田で幼い頃から炭鉱夫として働いてきた作兵衛は、自らが体験した労働や生活を後世に伝えようと、60歳半ばを過ぎてから絵筆をとった。国のエネルギー政策はやがて石炭から石油へと移行し、炭鉱は次々と姿を消し、その裏ではさらに原子力発電への準備が進んでいた。そんな時代の移ろいの中でも「底のほうは少しも変わらなかった」という言葉を残した作兵衛の残した「記憶」と向き合い、生前の作兵衛を知る人々などの証言も交え、日本の過去と現在、そして未来を見つめていく。
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