シネマ歌舞伎 熊谷陣屋

シネマ歌舞伎 熊谷陣屋

年份:2011

地区:日本

上映:2011-10-08(日本)

评分:0.0 分

播放:6 次

更新:2020年08月16日

导演:

编剧:

主演:中村 吉右衛門|中村 富十郎|中村 魁春|大谷 友右衛門|中村 錦之助|中村 松江|大谷 桂三|澤村 由次郎|中村 又五郎|中村 梅玉|坂田 藤十郎

分类:

戦の世の無常と、人生の儚さ。
  生きる意味を問う古典歌舞伎の名作。
  「平家物語」を題材にした『一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)』は、1751年に人形浄瑠璃として初演され、翌年、歌舞伎になりました。
  全5段の物語の中で『熊谷陣屋(くまがいじんや)』は3段目にあたります。 源平合戦のさなか、源氏の武将?熊谷直実(くまがいなおざね)は平家の若武者?平敦盛(たいらのあつもり)を討ちました。実は敦盛は後白河法皇(ごしらかわほうおう)の子であり、その母?藤の方は、かつて熊谷を救った恩人でありました。生田の森の熊谷の陣屋に、主君源義経(みなもとのよしつね)が来訪。敦盛の首実検が行われることとなります...。
  大義の前には、わが子の命さえも犠牲にするのが武士の社会でした。しかし、豪毅な武士といえども子を討った悲しみは重く、直実が小次郎の首に驚く相模と藤の方を制する「制札の見得(せいさつのみえ)」には、その苦悩が表れています。戦の世の無常、人生の儚さが胸をうつ、重厚な義太夫狂言の名作です。
  初代吉右衛門の当たり役の一つであった熊谷直実を吉右衛門、相模に藤十郎、義経に梅玉、藤の方に魁春、堤軍次(つつみのぐんじ)に又五郎、弥陀六(みだろく)に2011年1月に逝去した富十郎と、歌舞伎座さよなら公演最後の月ならではの豪華出演者です。
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