真实恐怖故事 第二十夜

すべてが実話！ すべてが本物！
　　身の毛もよだつ戦慄の恐怖映像５エピソード収録！
　　第一話「最後のあいさつ」出演：酒井 瞳（アイドリング!!!）
　　当時、大学生の私の部屋には声優を目指す妹が同居していました。妹はネット?オークションで落としたという声の出るぬいぐるみを相手に、いつもセリフの練習をしていました。私もこのぬいぐるみがカワイイと思い、ネットで調べてみたところこのぬいぐるみは発売直後すぐに販売中止になっていたのでした。なんとぬいぐるみの声の主が殺されてしまったというのです。私はネットに有りがちなデマだと思い気にしなかったのですが…。
　　第二話「死ぬまでワルツを」出演：鈴木聖奈
　　小劇団で役者をしていたときの話です。当時、ある劇団がダンスシーンのある芝居を企画していて、踊れる役者を募集していたのでした。私は踊れるわけではないのですが、劇団の方が指導をしてくれるというのでこの条件を受けたのでした。練習場に行くと薄気味悪い男女の劇団員が出迎えてくれました。着替えて稽古場にいくと、なぜか部屋の片隅には車イスが置いてあるのでした…。
　　第三話「ランナーは孤独とは限らない」出演：森山るり
　　当時、私はモデルの仕事をしていたのですが、体重が増えてしまい仕事が激減、死活問題となったのです。そこで本格的なダイエットをしようとランニングを始めたのでした。自宅の近くに手頃なランニングコースがあったのでここを利用することにしたのです。ある日、颯爽と私を抜き去る女性ランナーのその姿に私は理想とする体型を見つけたのでした…。
　　第四話「霧の中の姉妹」出演：菊地美結
　　私がまだ幼かった頃に家族と一緒に山に遊びに行ったときの話です。山には湖があって、私たちはそこを目指していました。私は森のなかに奇妙なものを見つけたのでした。それは樹にぶらさがった赤い雨カッパでした。何気にそれを羽織ると、突然、腕をつかまれたので振り向くと女の子が立っていました。女の子は急に走り出したので私も彼女を追いかけたのです…。
　　第五話「闇の陰」出演：とっきー
　　当時、私は清掃員の仕事をしていたのですが、かつて通っていた大学に派遣されることになりました。教室を掃除していたところ、壁に黒いシミがあるのを見つけたのです。洗剤を使って落とそうとしたのですが、まったく効果がありません。次の日もその教室に行くと、シミはますます大きくなっていたのでした。結局、シミを消すことが出来ないまま、そのシミは大学の噂にまでなっていったのです…。
　　※本作品は、実際の投稿?体験を元に再現ドラマとして再構成されたものです。本編中に登場する人名、地名、その他固有名詞は架空のものであり、実際のものとは関係ありません。